この度、北越融雪株式会社(新潟県十日町市尾崎221-2、樋口功社長)は、小型ペレットボイラーユニット「PelletCabin(ペレットキャビン)」を発表致します。
・日時: 平成26年3月15日(土)9:00~15:00
・会場: 道の駅クロステン(新潟県十日町市本町6丁目)
・展示内容:ペレットボイラーを熱源として
足湯と屋根融雪に温水を供給する予定です。
【 特 徴 】
本機は以下の特徴を備えた新商品です。
■ クレーン車等に積み込み、運搬設置が容易です。
■ 国内で流通する全木ペレットは勿論、きのこ廃菌床ペレットを燃料として使用できます。
■ 発生熱量は30kW(25,800kcal/h)で、家庭用の給湯・暖房用熱源として使用できます。
■ 500リットルの蓄熱槽、600kgのペレット燃料タンクを装備しており、7日間の連続燃焼を見込んだ設計です。
■ ペレットはボイラーの内蔵タンクが残り少なくなるとストレージタンクから自動供給されます。
■ 降雪地での使用を前提に、ユニット屋根には融雪パネルを装備しています。
■ 寸法は幅1.8m、長さ3.6m、高さ2.5mで、蓄熱槽満水・燃料タンク満杯時の総重量は約2.5tです。
【 背 景 】
近年、石油燃料の高騰と環境意識の高まりから家庭用ペレットストーブが普及しつつあります。しかしながら一般家庭でエネルギー使用の約3割を占める給湯用ボイラーでは小型タイプがまだ存在せず、今後の普及が求められているところです。
【今後の展開】
今後は当機をNPO支援センターあんしん(十日町市子371地内)に設置し、戸建住宅の給湯ならびに床暖房用熱源として運用・検証を進めながら、視察・問い合わせに対応します。
また、災害時の緊急車両や中長期の仮設熱源としての設置販売を視野に入れた営業活動を行います。
開発面では更なる小型化や牽引車輌への対応改良などを行う計画です。